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ホストによるDV被害|女が男の言いなりになるのはなぜか?

2018.3.26 19:24配信のTBSNEWSの記事から。

 23歳のホストの男が交際相手の女性に十分に食事を与えなかったうえ、女性が残飯を食べたことに腹を立て、顔を殴るなどしてけがをさせたとして、警視庁に逮捕されました。
 逮捕されたのは東京・新宿区に住むホスト、※※※※容疑者(23)です。※※容疑者は去年10月、歌舞伎町にある当時、自宅だったマンションの一室で、同居していた交際相手の女性(30)が残飯を食べたことに腹を立て、「ごみを食うな」などと罵倒しながら顔や腹に殴る蹴るの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。女性は両目などにおよそ1か月の大けがです。
 ※※容疑者は女性に1日1回しか食事を与えていなかったということで、女性は同居する前に比べ、20キロ以上痩せていたということです。※※容疑者は容疑を認めているということで、警視庁は※※容疑者が日常的に暴力を振るっていたとみて調べています。(26日16:50)

(※被疑者名は、ここでは伏せ字にしております)

ホストが23歳。
交際相手の女性が30歳。
ふたりは同居していた。
女性が残飯を食べたことに、ホストが腹を立てて女性の顔や腹に殴るけるの暴行。
女性は両目などに全治1か月の大怪我。
ホストの言い草が「ごみを食うな」

記事だけ読むと、わけがわからないですね。
女性が残飯を食べたってなんだ?
残飯!?腐っていたものを食べたわけではないだろうけどどういう意味だ?
といろいろと本題以外のところが気になります。
おそらく、報道が端折りすぎているだけで、もう少しディテ-ルがあるのでしょう。

とりあえず気になるところとしては、

女性が男性より7歳も年上である。
女性の仕事は何をしていたのだろうか。
ふたりの関係を知る人は、ほかに誰がいたのだろうか。
生活費は誰がだしていたのだろうか。
1日に1回しか食事を与えられていなかったって、子どもじゃないんだから、どういう状況だったというのか。
監禁されていたに近く、完全に洗脳状態にあったということだったのか。
20キロ以上痩せていたって、このまま発覚しなかったらどうなっていたのだろうか。
どうやって発覚したのだろうか。
女性の親御さんはいるのだろうか、ちゃんと今の彼女の味方になってくれる状況にあるのだろうか。

というところでしょうか。
あげていくと、ほんとに切りがありません。

ホストに入れ込んでしまうような女性と、日々実はかなりのストレスをためていてそのストレスのすべてを、立場の弱い(自分にほれている)女性にぶつけがちなホストとが出会い、そこに良識ある第三者が全く関わらない、ふたりの閉じた世界ができあがると、上記事件のような出来事が起こる土壌がうまれるのだと思います。

たまたまホストが加害者だと、自分には関係ない、と思ってしまう女性でも、同じような事態に陥ることは、十分ありうることだと、私は思います。
自分にとって魅力的な要素がある男性と出会ったとき、その男性の言いなりになっていく、そのつもりはなくても、結果的には完全に言いなりになっていた。
けっこう、あちこちにありそうな話ではないでしょうか。

監禁状態になったり、食事が1日1食しか与えられない、というような事態は極端だとしても、はたから見れば、なんでそんなことまで彼ルールに従ってんの?というような事態というものは、意外と身近に起こりうる。
自分よりも優れているところがないと女性は男性に惚れないなどといいますが、
その男性のことを高く評価するがゆえに、その男性に惚れていく、
惚れたがゆえに、より一層その男性を高く評価し、その男性のいうことを、無批判に受け容れてしまう。
要は、女性が男性に惚れるプロセスのなかに、すでに、男に屈服していくプロセスが含まれてしまっているのではないか。
こわい、こわい。気をつけないとね。
てなことを、思うわけであります。

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